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手話劇「学校童子」

第1幕 「テツ」

青年の「テツ」がドリルで仕事をしているところへ解体屋たちがやってくる。
明日から2週間泊まりで、山奥の小学校の解体に行ってくれないかと言われ、テツは了解する。
解体屋はチェックをつけようと、テツの胸ポケットのボールペンをとる。しかし、テツはインクが入っていないとひったくるように取り返した。
テツは解体屋を見送って、またドリルを使って仕事を始める。

第2幕 「山奥の廃校」

廃校になった小学校の教室で解体するための準備をしている。
「学校を解体するってのは、なんか妙な気がするな。」
と言いながら、テツに
「どこの何に札を貼ったかこの紙に書いておけ。」
と言って、解体屋たちはテツを残して次の部屋に行った。









一人残されたテツは教室に転がっていた机と椅子を起こし座って、たばこに火をつけようとする。
そこへ、土田先生が入ってきて
「こら、タバコなんか吸うもんでねえ。」
後ろから5人の子どもが顔を出し、机、椅子を並べて国語の勉強を始める。まずは本読みをしてから、プリントをする。カランコロンを鐘が鳴ると、
「んでは、国語はこれで終わり。」
「先生、次はかけっこ、かけっこ。」
と言って、みんな外に出て行く。

テツは「ゆ、夢か?そうだ、俺、夢みちゃったんだな。」と思っていいるとこへ
「テツ、終わったか。そろそろ引き上げるぞ。」
と、解体屋が入ってくる。テツは
「今誰かと会いましたか。」
と聞くと、
「なんだ。居眠りでもしてたのか。さ、行くぞ。」
と二人、教室を出て行く。