大杉−上山神社境内にありしもの。もと山寺様の境内なりしが、女人禁制の境地なりしゆえ、もしこれを冒すものあるときは、その女人は、必ずこの大杉に引きつけられ、それは恰もエレキの鉄片を引くがごとしのとの迷信ありしも、先年、これを伐採したるが、これの祟りは、大字小口坊の住民及び、同所はそれより後、寡婦となるもの絶えずという。
                       (南牟婁郡誌より)   本文へスキップ

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上山神社の大杉    

 

 
神川町神上区
 

 
<上山神社>
  
 神上(こうのうえ)の上山神社は山ノ寺大権現を併祀して、古来、筏師の尊崇をあつめ、女人禁制の社となっていました。危険な筏師稼業にいそしむ、北山川の筏師たちは、ここ上山神社に詣でては、只管、流路の安全を祈願したものですが、にもかかわらず、難所、獺戸(おそど)の滝(七色滝)の激流にて、哀れ、一命を落とす者があとをたちませんでした。

     
(「幕末の北海道写真師 田本研造と熊野」岡本 実 著より)


【上山神社の大杉について】
 大杉−上山神社境内にありしもの。もと山寺様の境内なりしが、女人禁制の境地なりしゆえ、もしこれを冒すものあるときは、その女人は、必ずこの大杉に引きつけられ、それは恰もエレキの鉄片を引くがごとしのとの迷信ありしも、先年、これを伐採したるが、これの祟りは、大字小口坊の住民及び、同所はそれより後、寡婦となるもの絶えずという。                  

                 (南牟婁郡誌より)

 
 
<七色峡筏流し>
                 
 

 

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