食体験の様子

避難所生活の中でも、「食」は大切です。もっとも準備が容易な備蓄の非常食(消費期限切れ間近)を作って食するという体験をしました。

非常食準備

【かまど】
新鹿区の備蓄品のかまどと7升鍋を2基にプロパンガスをつないでお湯を沸かしました。
ガスなので、予想よりも早くお湯が沸きました。

【非常食準備】
避難所運営の給食班の人たちが積極的に参加してくれ、非常食の準備をしました。
封を開けて、中から「酸化防止剤」と「スプーン」を取り出します。

【非常食調理】
お湯が沸いたところで、ひしゃくで鍋からお湯をやかんに移し、やかんで非常食にお湯を注いでいきました。おゆをいれたら、軽くかき混ぜて、封をしたらあとは15分待ったら完成です。

非常食体験

【水を配る】
備蓄品の水も消費期限切れ間近なものがあったので、使いました。
ペットボトルに入った水を班毎に配布し、班の中で紙コップに注いで一人ひとりに配りました。

【非常食を配る】
この時、子どもたちが活躍しました。
トレイに入れた非常食を皆さんに配っていきました。

【非常食を食す】
防災スリッパを作ったグループで「いただます」枡をして食べました。
3種類の非常食がありました。「わかめご飯」「梅しそわかめご飯」「五目ご飯」。中でも、「梅しそわかめご飯」をおいしいといった人が多かったです。

防災スリッパを作ったあとなので、子どもたちも地域の人と話をしながら、食べていました。

後片付け

【ゴミ分別体験】
今回は、非常食の容器とスプーンが「燃えるゴミ」、紙コップが「資源ゴミ」だったので、分別して捨て酢用にゴミ箱を準備しました。でも、分け方がわかりにくかったようで、ゴミ箱は混乱していました。

「防災を考える会」  ~命をつなぐ~