本文へスキップ

電話でのお問い合わせはTEL.0597-83-0022

〒519-4673 三重県熊野市五郷町寺谷1123

学校生活の様子 2020年度
company

2021年3月25日(木)
一年間 みんなよく頑張りました ~令和2年度修了式~

 今日は修了式。講堂には10人の子どもたちが集まりました。6年生がいなくなってその分の寂しさはあるもののどの子も元気な表情を見せてくれていました。
 
 未だ終息しないコロナ禍の一年間でしたが、そのようななか子どもたちは、特に秋の運動会、3月の6年生を送る会と卒業式で、みんなの気持ちを一つにして取り組むことができました。そのたびに子どもたちは自信をつけ、協力することの喜びを味わってきたと思います。
 行事や地域学習が中止に追いやられながらも、子どもたちはこの一年間の日々の学校生活や活動の中でいろいろな力を身につけて一回り大きく成長しました。そして何より、今日の修了式にみんながそろって集まっていることがとても喜ばしいことだと思います。どの子も健やかでいられることが素晴らしいことだと思います。だれも大きなけがをすることもなく、入院するような病気にかかることもなかったのは、子どもたち一人ひとりが自分の身を守る行動ができていたということで、最も大切なことをやり遂げたといえます。そして保護者の皆様のあたたかい支えがあって叶ったことです。

 “春休みの宿題” は、「自分をもっと好きな自分にするにはどうすればいいか?」と「みんながもっと楽しく生活できるようにするにはどうすればいいか?」を考えることです。
低学年には難しいと思いますが、新学期のスタートで、子どもたちからどんな考えを聞かせてもらえるか楽しみです。
 

2021年3月19日(金)
旅立ち・お別れ ~二人の卒業式~

 何日か前の天気予報とは打って変わり、うららかな春の日差しの中、6年生2人の卒業式が行われました。
 今朝は、集団登校の到着が心なしかいつもより早く、校舎に入ってからの声も大きくて、在校生のテンションが上がっているようでした。「練習してきて、いよいよ今日は本番だ!」。メインにしているのは、もちろん6年生への別れの言葉です。
 主人公の卒業生の2人はおしゃれで凛々しく新たな出発にふさわしい身なり。その表情からは、卒業式に向けての緊張と最後の日に対する思いが伺えました。

 
 卒業証書の授与。気持ちを集中して、全身に神経の行き届いた動き。かつ硬さがなくて、たいへん好感の持てる所作でした。証書を手渡す私の後方からは、注目する在校生の視線が感じられました。
 在校生の別れの言葉。1・2年生からは、「ドッチビーで、受けるのが上手でした」や「サッカーをして楽しかったです。」など、憧れや喜びの気持ちが伝えられました。
3・4年生からは、「ソーランの立つ位置や振り付けを教えてもらいました。」や「バドミントンのスマッシュが速くてすごいなあと思いました。」など、感謝や賞賛。「自然の家でのボルダリングが楽しかったです。」や「パソコンの操作を教えてくれました。」と、5年生からは友情や信頼が確かめられていました。
 卒業生の別れの言葉。6年間の思い出、ドキドキの入学式と初めての一輪車(1年生)、頑張った九九と緊張した劇(2年生)、苦戦したリコーダーとわくわくの石倉美術館見学(3年生)、ストローを使った船作りとALTの先生との思い出(4年生)、「パプリカ」の演奏とエプロン作り、そして修学旅行(5年生)、を語りました。続いて、6年生で培った実行力や責任感、学習への意欲。みんなへの感謝と在校生への期待…。2人きりで堂々と6年間の思いを伝え切りました。立派でした。
 最後は全員で「Believe」。目を潤ませている子もいました。

 卒業生も在校生も、一人ひとりがすべきことをしっかりやり遂げ、そしてみんなの力を結集して“これまでの一番!”を出してくれました。とてもいい卒業式でした。
 来週からは、6年生の二人はもう学校にはいません。きっと、在校生は寂しくて、心の中に空き地ができたような気分になってしまうのではないでしょうか。それがかわいそうでもあります。
 

2021年3月12日(金)
全校練習 スタート ~卒業式に向けて~

 卒業式の斉唱や合唱、お別れの言葉では、ソーシャルディスタンスをしっかり確保して、マスクをはずすことにしています。
 今日は全校練習の初日。
 歌の練習は卒業生も一緒に行いましたが、言葉の練習は別々に分かれて。

 在校生の言葉の練習では、「6年生の2人に、感謝の気持ちを伝えましょう」がテーマ。そのために、みんなが心がけていたのは、ゆっくりと、はっきりと、元気よく声を出すこと。それと「いち、に。」の間合いを取ることです。
 一生懸命さやていねいさ、明るさやテンポのよさ…、一人ひとりに特徴があり、気持ちのこもった声が発せられていました。それに、各学級でもかなり練習を積んでいることも伺えました。
 卒業式に向けて好調なスタートが切れました。在校生にとっても、安心感と自信を持って式当日を迎えられることと思います。

2021年3月5日(金)
「楽しい思い出」がまたまた一つ ~6年生を送る会~

 「今日は、お世話になった6年生を送る会です。いろいろなゲームをするので、みんなで楽しみましょう。」。
 2限目、講堂で「6年生を送る会」が行われました。6年生にとっては、高学年になって初めての“楽しむだけでいい行事” 。いつも自分たちが中心になってやってきた準備も運営もしなくていい、お客さんになれる行事です。3・4年生と5年生にとっては、“自分たちが創る行事”。特に5年生は、6年生に頼れず、責任を持って企画・運営をリードしました。
 5年生2人の司会とルール説明、テンポのよい進行で、送る会は進められました。3・4年生の3人も、準備して、一緒に楽しんで、片付けたら次の準備と、機敏に動いて活躍していました。
 楽しむゲームは、「こおりおに」と「ころがしドッジ」、「ドッジビー」3つです。
【こおりおに】

 最初に「おに」に指名されたのは、6年生の2人。
 おにの2人は舞台前のスタートラインに。おにさんから離れて、後方に集まったみんなには逃げ切ろうのやる気がみなぎっています。追われる前のスリルを感じている子もいます。
 「ピーッ!」。合図と同時に、おにが突進。ワーワー、キャーキャーと逃げ回るみんな。おには、足が速くて動きが俊敏。次々とタッチされて固められる子が増えていきます。隅に追い詰められて、大きく両腕を広げられたら、それをかいくぐることはなかなかできません。
 何人かは助けられて復活しましたが、再びタッチされて、あ~っという間に全滅。さすがは6年生。6年生の力の大きさを見せつける見事な結果でした。
【ころがしドッジ】

 赤組と白組、6人ずつに分かれて対抗戦。
 ルールとして、ボールをバウンドさせてはダメ。コートの中の人はキャッチするのも蹴るのもダメ。それと、コート内に止まったボールについては中の人が外に出してあげるという、ちょっとお人好しなルールです。ボールをおにに渡すというのですから。おにが自分で止まっているボールに当ててはじき出すのが当然だと思いますが、子どもたちのルールは、どこか平和的です。
 ボールが複数ですから、見てない方向からボールが転がってくることも。跳び上がるタイミングが一瞬でも遅れたら命とり。ただ、赤白が交代して1回ずつおにをするだけで、全滅させる時間を競うなどの勝負ではありませんでした。こちらも平和的で微笑ましいなあと思いました。
 なお、ここでも、やはり6年生のボールは超スピードボールで、輝いていました。
【ドッジビー】

 こちらも赤白の対抗戦。
 コートのどの方向からも投げられますが、首から上に当てられてもセーフというルール。
 複数のフリスビーで挟み撃ちにあいますから、目線をあっちに向けこっちに向けて動き回っていました。ここでも、6年生の投げたフリスビーの速さが目を引きましたが、もっと目を引いたのが、1年生の女の子のノールックの一投。しかも結構なスピードです。そのあとの表情も得意げでした。
 ここで最も盛り上がったのが、「子どもたち対先生たち」の試合。「○○先生からねらえーっ!」と、子どもたちは闘志むき出し。先生たちも手加減することなく、正々堂々と戦いました。
 結果は、子どもたちの勝利、先生たちの惨敗。最後に残った先生が当てられたときの歓声が大きかったことは、言うまでもありません。
 まだ気温の低い講堂でしたが、終わったあとの子どもたちの頭髪は汗で濡れていました。6年生をはじめとする子どもたちも、先生たちも、みんなで楽しんだ「6年生を送る会」。また、6年生にとっては卒業前の楽しい思い出になる「送る会」、3~5年生にとってはこれからの活動の自信につながる「送る会」であったと思います。

2021年3月1日(月)
What’s this ?  It’s a ~.  ~3・4年生 有馬小とリモート外国語活動~

 5限目、3・4年生の3人は、有馬小学校3年生とリモートによる外国語活動に取り組み、交流を行いました。
 はじめにお互いの自己紹介があり、その後の“What's this ?” “ It's a ~.”を使ったやり取りの活動から見させてもらいましたが、すでに楽しそうな様子で、初めてのこととは思えないような雰囲気でした。
 先生が、カードを見せて「先生が4歳のときに描いた絵ですが。」“What's this ?”と尋ねられました。絵の様子から物には違いないけれども果たして…。すると、子どもたちが “Hint,please.”。先生が“Yellow.”。勢いよく手が挙がって “It's a banana.”。パチパチパチパと拍手。
 先生からの出題の後、五郷小の3人が一人ずつ順番に、有馬小の26人と先生に向けて、1問目はチラッと物の一部を一瞬だけ見せて、“What's this ?”→歯ブラシ。2問目は、両手で包んだ物を振って「カチカチ」という音を聞かせて→ビー玉。3問目は、言葉のヒントで、まずは“Animal.”、続いて“Pet.”、最後に「ゥワン!」→“Dog.
 出題者が有馬小にバトンタッチされて、最初のグループから示されたのが「動物らしきシルエット」。3人のうちの1人がすぐに手を挙げてノーヒントで “Panda.”と自信満々。正解。どうも、シルエットにあった笹の形に気付いたようです。
 授業の中身が充実しており、両校の子どもたちのやり取りが、リモートながら実に一体感のある雰囲気で、明るく楽しい交流ができました。
 

2021年2月26日(金)
「楽しい思い出」がまた一つ ~5・6年生の卒業遠足~

 昨日までの晴天があと1日続いてくれたら…と恨めしい気分にもなりそうな今日の雨天。しかし、子どもたちは元気に学校を市バスで出発しました。
 松本峠へは、大泊側の登り口から。枝葉の“屋根”に覆われた石畳は乾いており、傘をささなくていい好調なスタートでした。50mほど登った辺りで見送りましたが、6年生が2人、5年生も2人の4人の集団は、石畳というより急な石段であるのにタッタッと登って行きました。遅れがちの担任の先生に「だいじょうぶですかあ。」と激励の声を飛ばしながら。
 それから約1時間後、鬼が城センターの駐車場側に、九十九の下り道を傘をさしつつ下りてきた子どもたちからは「赤い梅の花がきれいだった。」、「鬼が城の城跡の景色がよかったよ。」と、華やいだ声が聞かれました。
 次は、名勝「鬼が城」を探勝。風も波も穏やかで、やはり雨さえなければ…なのですが、「千畳敷」では巨大岩が頭上高くせり上がるように平面を広く覆っていて、ここでも自然の屋根に助けられました。観光客は見られず、子どもたちは「貸し切りだね。」と。さらに続く岩肌の遊歩道を通って木本側へ出るコースを事前に下見はしていたのですが、足を滑らせてはいけないので止めました。
 このあと、木本トンネルを通って熊野市文化交流センターまでの約2.5kmの道のりを賑やかにおしゃべりを楽しみながら歩きました。途中、市民会館に立ち寄り、さっき登った大泊側の「松本峠の石畳」と、このあと向かう「花の窟」の立派な伊勢型紙を見ました。
 文化交流センターではちょうど「雛飾り」がたくさん展示されていました。どれもきらびやかで、流れている童謡「うれしいひなまつり」の歌詞の通りなのですが、セット毎に顔のつくりや衣装の様子、道具類に違いがあって興味深く眺められました。ただ、子どもたちにとっては、市民会館でも見てきたため、展示の数はけた違いに多かったのですが、今一つ興味が向かなかったようです。
 再び市バスに乗って「花の窟」へ。広さはちょうどいい東屋でお楽しみのお弁当。作ってもらった嬉しさと、味わう喜びとはバッチリでしたが、かなり寒かったです。
 神社にお詣りして、視界に入りきらないような、イザナミが祀られている大きな大きな岩(磐座)を見上げました。子どもたちは、さい銭をお供えして何を祈ったのでしょうか。
 最後の目的地は「熊野市歴史民俗資料館」。入館して早々に、館長さんの許可をいただいて「ごんぎつね」の兵十が使った火縄銃で撃つ構えをしました。意外に重く、今のライフル銃とはつくりが違うので上下の向きも分かりにくかったようです。
 1・2階にある有馬で発掘された土器や江戸時代の刀や槍、昔の農作業の道具や生活品など、ところ狭しといろいろな“熊野産”の展示物が置かれており、五郷からの物、神川からの物も多くありました。館長さんには、説明やお話だけでなく、クイズでも楽しませていただき、担任の先生からは6年生の2人に復習問題が出されていました。
 卒業式まで残り20日程となりました。将来、子どもたちが、この日のことを振り返って、「雨だったけど、みんなで行けて楽しかったよね。」と話す日がきっとあると思います。
  

2021年2月19日(金)
「銀っ!」「赤っ!」 ~全校遊び「色鬼ごっこ」~

 「おにさあん。どんな色?」「赤っ‼」
昼休み、子ども会主催の全校遊び、「色鬼ごっこ」が行われました。校内放送のお知らせを聞いて運動場に集まった子どもたちは、やる気満々。
 銀のときは滑り台に、黄色のときは埋め込まれたタイヤに、歓声を上げて駆け寄っていました。赤のとき、1年生の男の子は走り出さずにしゃがみ込んで自分の靴を触って、得意満面。銀に続いてあまり聞き慣れない「銅」というのもありましたが、どうやら茶色の錆びがそれに該当しているようでした。
 鬼から逃れ、「色」をめがけて全速力。春の訪れを感じさせる暖かい日差しの中で、高学年の子たちも無邪気になっていて、12人全員が楽しみました。そして、見守る先生たちの顔も自然とほころんでいました
 
 

2021年2月15日(月)
5・6年生「時計作り」 ~思い出のオリジナル時計を~
 卒業式まで残すところ1か月と少しとなりました。5・6年生では、図工の時間に思い出づくりの一環として「時計作り」を始めました。今回は、8角形の加工板に装飾して文字盤の部分を進めました。
 4人が机を突き合わせて、ほど良いおしゃべりも楽しみながら、それぞれが思い思いの絵柄を描いて絵の具で色付けをしました。子どもたちは、別れの寂しさなど想像もつかないような笑顔を浮かべていましたが、内心では、作品が時計なだけに「刻々と時が刻まれ、いっしょに過ごせる時間も
…」と、寂しさがふっとよぎっていたかもしれません。
 6年生の2人にとっても、5年生の2人にとっても、この後も気持ちよく過ごせる日が続いて卒業式を迎えてほしいと思います。
2021年2月5日(金)
はやく! ~校舎内も走る避難訓練~ 

 校舎の後方には山が迫っており、本校敷地の一部は土砂災害警戒区域に含まれています。
 今日の避難訓練は、大地震で土砂崩れが発生し校舎が埋もれるという想定でした。これまでの訓練では「おはしも」をルールとして「(校舎内では)走らない」訓練を行ってきました。今回は、一刻もはやく校舎外に出なければならない状況になるということで、「校舎内も走る」訓練を実施しました。初めての試みでしたので、特に1・2年生では“安全な走法”ができるように事前練習を入念に行いました。
 実際の「走る避難訓練」では、事前練習の効果と少人数ということもあって、衝突したり転倒したりすることもなく、全員がスムーズに運動場の端に移動できました。普段の訓練と比べると30秒近くの時間が短縮されました。
 
 
 右の写真にありますように裏山の裾には茶色の防護柵が張り巡らされています。ときどき何匹ものサルのベンチになっている防護柵ですが、大地震が来たときには土砂をしっかり食い止めてくれるようにと祈っています。

2021年2月4日(木)
プランターに苗の植え付け ~花いっぱい運動~

 午後、熊野市の「花いっぱい運動事業」でいただいたビオラとパンジーの苗の植え付けを全校で行いました。めあては、「協力する」と「卒業・入学式場の飾り付けの準備をする」。
 3つの縦割り班で、それぞれ10個のプランターに5株ずつ植え付けていきます。毎年恒例になっているので、高学年になるほど作業は手慣れたもの。1・2年生の子にやさしく手順を伝えていました。
 1年生の子たちものみ込みが良く、選んだ苗をまずはWの形に配置。1つずつ穴をあけ、カップのままはめて穴の大きさを確認。ポットをひっくり返して苗を取り出し、穴に入れて土をかぶせておさえることも、柔らかい手つきで器用にやれていました。
 作業の終わりにはすでにつけている花を摘み取ってしまいますが、「せっかくきれいな花が咲いているのに」いう表情をしていました。
 作業の後は一人ずつがふりかえりの発表。「楽しかった」や「去年よりうまく植えられて良かったです」、「1年生の人たちも上手に植えていました」などの声が聞かれました。
 行事の締めくくりに、「明日からみんなで朝の水やりをやっていきましょう」という副会長の言葉がありました。

 本校で最後に欠かせない職員作業が「シカ対策」。ネットで防御をしました。えさにされてはたまりません。

2021年1月26日(火)
あがれ!あがれ!

 2限目、1・2年生は、運動場で凧揚げをしました。各自が好みの絵を描いて仕上げた力作の凧です。
 雨には降られなかったものの、あいにくの無風状態。それでも、何とかして揚げようと走る走る。しばらく思い思いにやってみた後、頃合いを見計らって、走り出す前に凧を持ってもらうとか、短くしておいて徐々に糸を伸ばすとか、先生からコツを伝授してもらっていました。
 「ああー、あがったあがった。」と上手くいくこともあれば、見ようによっては、凧に追いかけられている感じのときもありました。
 1・2年生が楽しんだの後に、今度は、五郷保育所の子どもたちが来て凧揚げ。やはり“追いかけられ”ている子が多かったです。でも、とても楽しそうなな走りっぷり。
 空は曇っていましたが、運動場は明るい光景でした。

2021年1月22日(金)
薬物乱用防止教室

 熊野警察署のご協力で行う予定の5・6年生「薬物乱用防止教室」でしたが、感染症の感染防止のため外部の方の来校をお断りし、「校内の」薬物乱用防止教室に切りかえました。
 本日は、桝田養護教諭が啓発動画「STOP‼薬物乱用」を活用して授業を行いました。子どもたちは、薬物を乱用するとはどういうことか、危険な薬物にはどのようなものがあるか、そして一度乱用するとやめられなくなり健康が虫食まれていくことを学びました。
 さらに、「実際に誘いの言葉をかけられたら…」ということで、“売人”に扮した教頭先生からキャンディーを勧められましたが、どの子もきっぱりと断っていました。さっそく、身につけた知識を行動に移せた子どもたちでした。

2021年1月20日(水)
校内研究発表会
 熊野市学力向上推進事業 研究指定校の2年目の研究発表会(研究テーマ「豊かな心と一人ひとりの学力を育む ~お互いを認め励まし合える児童の育成と子ども自らが考える授業をめざして~」、算数科における実践)は、感染症対策として当初の予定を変更し、他校の教職員の方の参加をご遠慮いただいて本校の教職員と熊野市教委の森倉指導主事だけの校内研究発表会となりました。
 1・2年生複式学級(1年:「どちらがひろい」 2年:「長いものの長さのたんい」)の授業。1年生は、2枚のレジャーシートを比べて、重ねる→はみ出す→広いの手順で広さが比べられることにたどり着きました。2年生は、1m=100㎝の知識に加え、「m」や「1mものさし」を使うことの便利さを感じ取っているようでした。
 3・4年生(3年:「三角形と角」 4年:「面積のはかり方と表し方」)。3年生は、二等辺三角形を正確に作図するには?と考えをめぐらし、コンパスの使用に気付いて実際の作図にとりかかっていました。4年生は、L字型の図形を、形を変えたり付け加えたりしながら長方形にするいくつもの方法で解いていました。
 5・6年生(5年:「割合をグラフに表して調べよう」 6年:「データの特ちょうを調べて判断しよう」)はどちらもグラフが教材に。5年生では、先輩の描いたグラフも参考にしながら帯グラフと円グラフと作成に取り組みました。6年生は、柱状グラフ(ヒストグラム)の特徴を見つけるとともに、実際にいくつかのグラフから読み取りをしていました。
 観られていることで、なかには緊張した表情の子もいましたが、それもはじめのうちで、授業の中身に集中した表情に変わっていっていました。

information

熊野市立五郷小学校

〒519-4673
三重県熊野市五郷町寺谷1123
TEL.0597-83-0022
FAX.