読書から始まる1日
一日のスタートは読書からです。各自が読みたい本を図書室から借りてきて読みます。子どもたちが本の世界に没入できるよう、この時間は私語禁止としていますので、学校全体が静まりかえる時間となります。
熊野市でも読書に力を入れています。昨年度から全校に配置された図書館司書さんが、子どもたちが読書に親しめる工夫をして下さいます。本校でも子どもたちの豊かな感性を育み、学習の基盤となる読む力の育成を目指して、朝読を中心に読書を励行したいと考えています。
  
あえて複式
本校の課題である「生徒数の少なさ」を改善する取組が各授業で行われています。本年度より1年生と2年生の技術家庭を複式授業としました。両教科とも3年間で1冊の教科書を使用することから、教育課程を柔軟に編成することが可能です。この日の授業ではエネルギー変換の授業が行われていました。2年生の的確な発言にみんながうなずく場面もあり、1年生にとっては、先生からだけでなく上級生からも学ぶことができると感じました。2年生にとっても自分の意見を先生以外の生徒に聴いてもらえる場面であり、議論できる機会になります。この取り組みが互いの学年の「学びの質向上」に繋がってほしいと考えています。

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