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  入鹿中学校 ホームページ  〒519-5414 三重県熊野市紀和町小栗須27番地
                                                
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学校の様子 令和3(2021)年度


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6月

2021年6月16日(水)
レンガの苔取りに奮闘中です
 本校には立派な庭木がたくさん植樹されていることは、これまでに記述した通りですが、その庭木の周りには、レンガが通路として整備されています。このレンガは、庭木が大きく成長する中で、太陽の日差しが遮られ日陰になることが多く、湿気を帯び、結果として苔の繁殖に繋がっています。
 写真の通り、真っ黒に苔むしたレンガの苔を、校長先生が中心となって、寸暇の中で取り除いています。生徒が安心して学べる学校環境整備が、徐々にではありますが、日々に総合的に進んでいます。

2021年6月14日(月)
防犯・交通安全教室を行いました
 紀宝警察署から講師をお招きし、表題の2つの教室を行いました。            
【防犯教室】
 犯罪を未然に防ぐために必要なことや、不審者と遭遇した際の回避方法等を学びました。不審者から安全に逃げるには、少なくとも不審者との間に6bの距離が必要であること。また、実際に捕まってしまった場合の護身術や逃げ方についても、実技を通して学びました。
【交通安全教室】
 本校では、複数の生徒が自転車通学をしています。実際の通学路は、道幅が狭く曲がりくねっていたり、見通しが利かなかったりする所があり、生徒たちは講話内容を自分事と捉え、熱心に耳を傾けていました。「自転車安全利用五則」では、「自転車は車道が原則、歩道は例外」とあるが、そのまちの実情(歩行者が殆どいない。車道が狭くて危険。)を見極め、自分の安全確保のために歩道を走行することも必要であること。また、交通安全で気づいたことや道路の危険箇所などを見つけた場合は、ぜひ、先生(学校)を通して警察に知らせてほしい。一緒になって、地域の安全を守っていきましょうと呼びかけがありました。
 生徒会長からは、本日のお話を日頃の安全な自転車通学に役立てたい。また、交通安全の法律は固定されたものではなく、内容が変化していることを知りましたとお礼の言葉を述べました。。

 
 
2021年6月10日(木)
授業研究を行いました
 5月25日(火)の1回目の授業研究(数学(中3))に続き、2回目の授業研究(国語、中3)を行いました。
 1回目の授業研究では、因数分解を利用して課題を解決するちからを養うことを目的に、言語活動とともに、ICT機器や技術を活用して行うという内容でした。教育支援事務所より、ロイロノートをいち早く取り入れた授業進行に「一段進んだICTの取組で、時間ロスを削減しつつ生徒の意欲を引き出していた」旨の講評を頂きました。                          
 今回の2回目の授業研究では、めあてを「漢語の様々な構成を学びつつ、漢語が自分たちの言語生活に重要なものであることを理解する」として、漢語の構成を中心に幅広く学びました。手づくりの見やすく分かりやすい視覚教材を工夫し、生徒の主体的な取組を支えていました。教育支援事務所からも、手づくり教材の良さについて講評を頂きました。職員からは、ICTを活用し時間ロスの削減や、全員で大切なことを共有する場合の仕方などで、前向きな意見が出されました。
 事後検討後の観点別学習評価の研修では、各教科担任が現在実施、あるいは今後実施予定の3観点別の評価方法を出し合い共有しました。特に「主体的に学習に取り組む態度」については、個人的評価とも関連付けながら、日頃の取組を語り対話を重ねました。


2021年6月9日(水)
ハチの巣を取り除きました
 本校玄関には、日本庭園の他に、桜や椎が植樹されています。桜は、枝の四方への広がりが大きいため、幹を中心に半径10b、直径20b程度の余裕をもって植えることが大切だと聞いていましたが、ご多分にもれず本校の桜も、椎の木と重なり玄関を覆ってきています。見た目は枝葉を大きく広げた大木が、校舎への直射日光を和らげるなど一定の役割を果たしていますが、他方「アシナガバチ」などを呼び寄せ、被害が生徒に及びかねません。
 本日、出勤してすぐに「高所専用枝切鋏」で椎の木を中心に、高所枝の剪定をしたところ、大きなハチが数匹飛び出してきました。それでも、作業を進めると作り始めの巣が見えてきました。どうにか巣を取り除き、職員の打合せの折に、巣のことや場所が教室の至近であることから、生徒への注意喚起を行ってもらうようにしました。 

2021年6月9日(水)
カジカ蛙、ウグイス、鹿の鳴き声が音色のように聞こえてきます
 耳を澄ますと、校舎に沿って流れる板屋川河畔から、心地よいカジカ蛙の音色が伝わってきます。同様にウグイスの音色もいいものです。板屋川対岸には自然林が豊かな「ツエノ峰」等の山々が連なっています。ここは鹿のテリトリーです。午後3時頃を回ると、家族鹿が板屋川を渡り、本校グランドに散歩にやってきます。鹿の鳴き声は、よくよく聴いてみると個体によって違っているようです。かなり聞き分けが出来るようになりました。また、猿家族の散歩も見られます。
 普段、こうした動物のことや紀和町の名所旧跡などについて、意識して生徒に伝えるようにしています。「伝えないと理解が進まない。理解が進まないと、広い意味で、かけがえのない自分たちのまちのことさえも素通りになってしまう」のではないかと危惧しているところです。「情感豊かで情味のある人として成長して欲しい」。ささやかな一つの願いです。

2021年6月9日(水)
千羽鶴の折り紙、アクリルタワシを頂戴しました
 コロナ禍の終息を願って、熊野市新鹿町「ディサービスわらき様」より、ディサービス利用者さん手づくりの、表題のお品を頂戴しました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。千羽鶴は「祈コロナウイルス感染症終息」の象徴として、学校玄関に飾ります。アクリルタワシは、生徒にお家に持ち帰らせたり、学校で適宜使用したりしていきます。
2021年6月6日(月)
巨大地震想定の避難訓練を行いました
 今年度第1回目の避難訓練を行いました。東北太平洋沖地震級の巨大地震を想定し、第一次避難で身体を守り、第二次避難で、安全な場所に移動するという基本的な行動を学びました。
 中庭に集合した生徒に対し、学校長からは大雨警戒レベルの「避難勧告」が廃止され、「避難指示」一本にシンプル化されたこと。「避難指示」によって、確実に避難行動に繋げることの重要性が語られました。 教頭からは、大地震発生後の行動について、ただ漫然と行動するのではなく「ブロック塀が倒れる」「瓦屋根が地震がおさまっても落下してくる」など、気をつけるポイントを押さえながら、行動に繋げていくことの大切さについて話されました。
 また職員からは、ヘルメットのあごひもが緩んでいたり、靴紐がほどけたりしている生徒に対して注意がありました。

2021年6月6日(月)
マダニやアシナガバチに注意
【マダニ】
 太ももの付け根のあたりが痒く、それでも2週間余り放っていました。就寝中も痒くなり目が覚めることがあり、よくよく確かめてみると、マダニが2匹かみついたままぶら下がっていました。思い切って爪で剥ぎ取りましたが、その後も痒く困っています。
 4月から作業着などを着ることなく、庭園の作業をしていたことから、かまれたものと推察します。生徒には、マダニのイラストが入ったチラシを掲示し、注意喚起を行っています。         【アシナガバチ】
 アシナガバチの動きが活発です。昨日も2匹職員室に入ってきました。アシナガバチに刺されると身体への影響が大きく注意が必要です。事務職員が、アシナガバチなどのイラストや、刺された場合の影響などについて、一覧表を用意してくれました。マダニの注意書きとともに廊下に掲示し、注意喚起中です。
【玄関を彩る花】
 本校玄関の花が更新されました。

2021年6月1日(火)
板屋川の鮎釣り解禁に寄せて
 本校の校舎に沿うように、板屋川が流れています。流域面積があまり広くないことから、大雨で川が増水しても、水の引きが早いようです。
 さて本日は、板屋川を含む熊野川水系の各河川の鮎釣りが解禁されました。早朝より、解禁日を
待ちかねた太公望の竿が並びました。今年は雨模様の日が多く日照時間が不足気味で、鮎の成育が遅れ気味です。本格的なシーズンインは、7月初旬頃になりそうです。
 さて、話は替わりますが、2011年(平成23年)の、台風第12号による未曾有の豪雨によって、板屋川本流の熊野川が大増水し、この水流におされて板屋川の川水が逆流して、紀和町の市街地に溢れ出すという事態となりました。紀和町所山地区は、市街地に隣接する板屋川の下流域にあたり、土地が市街地より10m前後低くなっています。しかしこれまで、どのような豪雨に襲われても、所山地区に板屋川の川水が流れこんだことはなく、お話を伺った住民の方によると、大水害に至った当日は「大丈夫だ」の思い込みから、避難をせずに自宅で過ごしていたそうです。就寝間際に外の様子を確認しようと玄関の引き戸を開けようとすると、引き戸に外側から相当な圧力を感じる。ようやく引き戸を開けて外の様子を確認すると、足下から30cm位の高さまで川水が押し寄せていました。この方は「これは大変だ」の思いから、家族に声をかけ必死の脱出となりました。避難後、水嵩は一気に増し、大人の胸の高さ位まで達しました。
 太公望が楽しく釣糸を垂れる板屋川。紀和町の市街地を埋め尽くした板屋川の水流。大災害は「いつどこでどのような形で生じるか」は、誰にも分かりません。また、紀和町(山間部)に住んでいるからといって、大津波も人ごとではありません。板屋川のきらきら輝く川面を眺めつつ、学校の避難訓練の取組についても、新たな視点での改善が必要だと思いを新たにしました。